「Munin」の版間の差分
(→Muninの設定) |
(→Muninの設定) |
||
| 行13: | 行13: | ||
==Muninの設定== | ==Muninの設定== | ||
| + | ===他の端末のブラウザからも見える様にするには=== | ||
インストールしたばかりのMuninは自分のブラウザでしか見ることが出来ません。<br/> | インストールしたばかりのMuninは自分のブラウザでしか見ることが出来ません。<br/> | ||
制限が掛かっています。なので他のクライアントマシンからも見える様に設定します。<br/> | 制限が掛かっています。なので他のクライアントマシンからも見える様に設定します。<br/> | ||
| 行24: | 行25: | ||
次の様に書き換えます。 | 次の様に書き換えます。 | ||
<Directory /var/cache/munin/www> | <Directory /var/cache/munin/www> | ||
| + | Order allow,deny | ||
| + | Allow from all | ||
| + | 保存終了(Ctl+o,Ctl+x)し、Apacheを再起動します。 | ||
| + | apache2ctl restart | ||
| + | これで他の端末からもWebで見る事が出来る様になります。 | ||
| + | ===負荷を軽減する=== | ||
| + | 標準設定では５分毎にデータをもらってきて、その都度グラフの書き換えをします。<br/> | ||
| + | この為、ディスクに対するアクセスが半端ない状態です。そこで、ブラウザで参照した時、初めて現状のグラフを作成する様に設定します。<br/> | ||
| + | ターミナルソフトで接続し/etc/munin/munin.confを編集します。 | ||
| + | sudo su | ||
| + | nano /etc/munin/munin.conf | ||
| + | 次の行を見つけ出し、書き換えます。 | ||
| + | #graph_strategy cron | ||
| + | |||
| + | #cgiurl_graph /munin-cgi/munin-cgi-graph | ||
| + | コメントを外し次のように変更します。 | ||
| + | graph_strategy cgi | ||
| + | |||
| + | cgiurl_graph /munin-cgi/munin-cgi-graph | ||
| + | 保存終了(Ctl+o,Ctl+x)し、Muninを再起動します。<br/> | ||
| + | 次に、ブラウザで見る時の制限を解除します。<br/> | ||
| + | nano /etc/munin/apache.conf | ||
| + | 次の行を見つけ出し、書き換えます。 | ||
| + | <Location /munin-cgi/munin-cgi-graph> | ||
| + | Order allow,deny | ||
| + | Allow from localhost 127.0.0.0/8 ::1 | ||
| + | |||
| + | <Location /munin-cgi/munin-cgi-html> | ||
| + | Order allow,deny | ||
| + | Allow from localhost 127.0.0.0/8 ::1 | ||
| + | 次の様に書き換えます。 | ||
| + | <Location /munin-cgi/munin-cgi-graph> | ||
| + | Order allow,deny | ||
| + | Allow from all | ||
| + | |||
| + | <Location /munin-cgi/munin-cgi-html> | ||
Order allow,deny | Order allow,deny | ||
Allow from all | Allow from all | ||
| 行30: | 行67: | ||
これで他の端末からもWebで見る事が出来る様になります。 | これで他の端末からもWebで見る事が出来る様になります。 | ||
| + | ===再起動方法=== | ||
再起動の方法 | 再起動の方法 | ||
service munin restart | service munin restart | ||
2015年6月23日 (火) 20:02時点における版
Muninとは
Munin はネットワーク化に対応したリソース・モニタリングツールです。Munin はリソースの推移を解析する手助けとなり、「何が性能に悪影響を与えているのか」をただちに知ることができます。プログラムは直ぐに使えるようにも (plug & play)設計されているので、初期状態のままでも多くのグラフを表示することができます。
Muninの設置
Muninのインストール方法を解説します。
sudo su apt-get update apt-get install munin munin-node
5分位放置します。
ブラウザで http://osmc/munin にアクセスすると何らかのメッセージが表示されていれば成功です。
Raspbianの場合、ブラウザで http://raspberrypi/munin にアクセスすると何らかのメッセージが表示されていれば成功です。
複数台PCが有りグラフを作成するPCは１台とする事も出来ます。
その場合は、各PCにmunin-nodeだけをインストールします。グラフを作成するPCにはmuninをインストールします。
Muninの設定
他の端末のブラウザからも見える様にするには
インストールしたばかりのMuninは自分のブラウザでしか見ることが出来ません。
制限が掛かっています。なので他のクライアントマシンからも見える様に設定します。
ターミナルソフトで接続し/etc/munin/apache.confを編集します。
sudo su nano /etc/munin/apache.conf
次の行を見つけ出し、書き換えます。
<Directory /var/cache/munin/www> Order allow,deny Allow from localhost 127.0.0.0/8 ::1
次の様に書き換えます。
<Directory /var/cache/munin/www> Order allow,deny Allow from all
保存終了(Ctl+o,Ctl+x)し、Apacheを再起動します。
apache2ctl restart
これで他の端末からもWebで見る事が出来る様になります。
負荷を軽減する
標準設定では５分毎にデータをもらってきて、その都度グラフの書き換えをします。
この為、ディスクに対するアクセスが半端ない状態です。そこで、ブラウザで参照した時、初めて現状のグラフを作成する様に設定します。
ターミナルソフトで接続し/etc/munin/munin.confを編集します。
sudo su nano /etc/munin/munin.conf
次の行を見つけ出し、書き換えます。
#graph_strategy cron #cgiurl_graph /munin-cgi/munin-cgi-graph
コメントを外し次のように変更します。
graph_strategy cgi cgiurl_graph /munin-cgi/munin-cgi-graph
保存終了(Ctl+o,Ctl+x)し、Muninを再起動します。
次に、ブラウザで見る時の制限を解除します。
nano /etc/munin/apache.conf
次の行を見つけ出し、書き換えます。
<Location /munin-cgi/munin-cgi-graph> Order allow,deny Allow from localhost 127.0.0.0/8 ::1 <Location /munin-cgi/munin-cgi-html> Order allow,deny Allow from localhost 127.0.0.0/8 ::1
次の様に書き換えます。
<Location /munin-cgi/munin-cgi-graph> Order allow,deny Allow from all <Location /munin-cgi/munin-cgi-html> Order allow,deny Allow from all
保存終了(Ctl+o,Ctl+x)し、Apacheを再起動します。
apache2ctl restart
これで他の端末からもWebで見る事が出来る様になります。
再起動方法
再起動の方法
service munin restart
