「MySQL」の版間の差分

提供: Lisa Wiki
移動: 案内検索
(データベースのデータは何処に有るのか)
 
(同じ利用者による、間の6版が非表示)
行1: 行1:
 
==MySQLとは==
 
==MySQLとは==
 +
世界でもっとも普及しているオープンソースのRDBMSです。
 +
 
==MySQLの設置==
 
==MySQLの設置==
 
データベースであるMySQLをインストールします。
 
データベースであるMySQLをインストールします。
行7: 行9:
 
途中でパスワードを聞いてくるので適当なパスワードを入力する。<br/>
 
途中でパスワードを聞いてくるので適当なパスワードを入力する。<br/>
 
適当と言っても覚えておく必要があります。
 
適当と言っても覚えておく必要があります。
==MySQLの設定==
+
以上でMySQLの設置は完了です。
 +
 
 +
==データベースのデータは何処に有るのか==
 
データベースの実体はどこか、また移動出来るのか。<br/>
 
データベースの実体はどこか、また移動出来るのか。<br/>
 
実体を定義しているファイルがmy.cnfである。<br/>
 
実体を定義しているファイルがmy.cnfである。<br/>
 
my.cnfがどこにあるのかを忘れた場合はlocateコマンドで検索できる。
 
my.cnfがどこにあるのかを忘れた場合はlocateコマンドで検索できる。
 
  sudo su
 
  sudo su
 +
apt-get install mlocate
 
  updatedb
 
  updatedb
 
  locate my.cnf
 
  locate my.cnf
行21: 行26:
 
  datadir    = /var/lib/mysql
 
  datadir    = /var/lib/mysql
 
  修正後
 
  修正後
  datadir    = /mnt/HDD/mysql
+
  datadir    = /media/Data/mysql
 
実データを移動後、起動する。
 
実データを移動後、起動する。
  mv /var/lib/mysql /mnt/HDD/mysql
+
  mv /var/lib/mysql /media/Data/mysql
 
  /etc/init.d/mysql start
 
  /etc/init.d/mysql start
 +
これで、保存場所の移動は完了です。

2015年5月29日 (金) 04:15時点における最新版

MySQLとは

世界でもっとも普及しているオープンソースのRDBMSです。

MySQLの設置

データベースであるMySQLをインストールします。

sudo su
apt-get update
apt-get install mysql-server

途中でパスワードを聞いてくるので適当なパスワードを入力する。
適当と言っても覚えておく必要があります。 以上でMySQLの設置は完了です。

データベースのデータは何処に有るのか

データベースの実体はどこか、また移動出来るのか。
実体を定義しているファイルがmy.cnfである。
my.cnfがどこにあるのかを忘れた場合はlocateコマンドで検索できる。

sudo su
apt-get install mlocate
updatedb
locate my.cnf

my.cnfのありかが分かったので、停止後、編集する。

/etc/init.d/mysql stop
nano /etc/mysql/my.cnf

次の行を見つけ出し修正する。

修正前
datadir     = /var/lib/mysql
修正後
datadir     = /media/Data/mysql

実データを移動後、起動する。

mv /var/lib/mysql /media/Data/mysql
/etc/init.d/mysql start

これで、保存場所の移動は完了です。