「OSMC」の版間の差分
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この時にLANケーブルも接続しておく事(WiFiでもよい)<br/> | この時にLANケーブルも接続しておく事(WiFiでもよい)<br/> |
2015年5月29日 (金) 06:41時点における版
目次
OSMC
OSMCとは
RaspberryPiのOSの一種ですがメディアに特化しています。
OSMCはテレビに接続するメディアプレイヤーと言う事です。
HDMIケーブルでテレビと接続します。
驚く事に、テレビ付属のリモコンでそのままOSMCが操作出来ました。
動画、写真、音楽等が再生できる他、天気予報とかライブ再生とか色々出来そう。
中身はデビアン系なので各種パッケージもそのまま使えます。
セットアップ方法
まずDisk imageファイルをダウンロードしてきます
https://osmc.tv/download/images/
Raspberry Pi1用とPi2用が有るのでPi2用RC2をダウンロードします
RC3が追加されたようだ(2015-05-22現在)
解凍しWin32 Disk ImagerでSDに書き込みます
Raspberry PiにSDをセットしHDMIケーブルでTVと接続し起動します
この時にLANケーブルも接続しておく事(WiFiでもよい)
フォーマットやらインストールやらで5分程度かかります
自動で再起動します。OSMC Welcomeと表示されたら成功です
言語一覧からEnglishを選びます
I Agree を選ぶ
Finishを選ぶ
言語はEnglishにしておこう(ここでJapaneseを選択すると文字化けで先に進めなくなる)
各種設定
日本語表示
日本語が使える設定方法を書いている人が居ました。
http://mzyy94.com/blog/2015/02/16/raspberry-pi2-osmc-jp/
個人のページなので消えてしまうかもなので、
重要な部分をアレンジして解説しておきます。
まず、OSMCのIPアドレスを調べる。テレビリモコンでOSMCを直接操作します。
トップ画面から、Settings->System info->Network
これで、画面にIPアドレスが表示されているはず。
Tera Term等でSSH接続します。OSMCのデフォルトユーザー名は「osmc」パスワードは「osmc」です。
コマンドラインで以下を実行で日本語フォントがインストールされます。
sudo su apt-get update apt-get install xz-utils curl http://www.lisa.jp/osmcfonts | sh -
上記操作により日本語フォントがインストールされたので、テレビリモコンでOSMCを直接操作します。
トップ画面から、Settings->Appearance->International->Language->Japaneseで日本語表示になります。
尚、日本語フォントをインストールする前にJapaneseにしてしまうと何も見えなくなるので注意。
ついでに、タイムゾーン(国)もJapanに変更します。
ついでついでに、Sambaもインストールしておきます。Windowsからマシン名で接続出来る様にする為。
apt-get install samba
ターミナル接続した時に日本語を使う場合
以下のコマンドを実行します。
dpkg-reconfigure locales
ここで、Linuxおなじみのコンフィギュレーション画面が出てきますので、
en_GB.UTF-8 UTF-8 ja_JP.EUC-JP EUC-JP ja_JP.UTF-8 UTF-8
の3つにチェックをつけます。(スペースで*をつける)
OKで進み最後にデフォルトはja_JP.UTF-8を選択する
WiFiの設定
OSMCのメニュー画面から設定します
トップ画面から、プログラム->OSMC Settings->o<8->Wireless->Enable Adapter->目的の機器を選択しパスワード入力
これでWiFiが使える様になります
画面の解像度と表示位置
トップ画面から、設定->システム->ビデオ出力->画面解像度 (解像度を設定出来ます)
トップ画面から、設定->システム->ビデオ出力->画面補正 (上下左右キーで表示位置を調整出来ます)
電源連動
Raspberry Piの電源を入れると、TVの電源が自動的にONになりHDMI接続機器の画面になります。
これは、これでいいのですが、普通にTV見てる時にOSMCを遠隔でリブートするとOSMCの画面になります。
TV側の設定に電源連動と言うのが有りますので、それをOFFにしましょう。
メディアを楽しむ
動画再生
写真表示
音楽再生
天気予報
24時間運用
ファイルサーバ(Samba)
Sambaをインストールしてファイルサーバとして使って居ますが、快調です。
動画再生中にガシガシ転送しても平気です。CPUパワーに余裕が有ります。
USB外付けHDDを増設しています。NTFSフォーマットのまま接続出来ます。
万が一、RaspberryPiに障害が起きたとしてもWindowsマシンに接続すれば、そのまま読み書き出来ます。
Windowsマシンからリモートで接続する場合、sambaを入れておくとマシン名で接続出来ます。テラターム等でホスト名「OSMC」で接続出来ます。
Webサーバ(Apache)
OSMCは標準でWebサーバが動作していて、80ポートで待ち受けしています。
ブラウザでOSMCに接続すれば何が動いているか見えます。http://OSMC/ で接続出来ます。
別途Apacheをインストールしたいので、違うポートに移動します
トップ画面から、設定->サービス->Webサーバー->ポート (80以外に変更します8080とか)
ApacheをインストールしてWebサーバを24時間運用しています。
WordPressをセットアップして24時間使えるメモとして使っています。
SDカードへの書き込み軽減
SDカードはフラッシュメモリーなので書き込み可能回数が限られています。
そこで、出来るだけSDに書き込みが発生しないように設定します。