「OwnCloud」の版間の差分
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automount_options = { 'fmask=0111','dmask=0007','uid=1000','gid=1000' } | automount_options = { 'fmask=0111','dmask=0007','uid=1000','gid=1000' } | ||
これでパーミッションは変更出来た。<br/> | これでパーミッションは変更出来た。<br/> | ||
− | + | 次にWebサーバでのパーミッションエラーだが、グループに追加する事により回避してみた。 | |
gpasswd -a www-data osmc | gpasswd -a www-data osmc | ||
reboot | reboot | ||
必ず、再起動して下さい。<br/> | 必ず、再起動して下さい。<br/> | ||
+ | 又、MySQLのデータ保存場所をNTFSフォーマットのHDDに移動している場合も、グループに追加する必要がある。 | ||
+ | gpasswd -a mysql osmc | ||
+ | reboot | ||
以上 宿題の回答とする。<br/> | 以上 宿題の回答とする。<br/> | ||
何かの拍子でパーミッションの設定が元に戻っていた。アップデートした後っぽい。<br/> | 何かの拍子でパーミッションの設定が元に戻っていた。アップデートした後っぽい。<br/> |
2015年5月29日 (金) 04:07時点における版
目次
OwnCloudとは
ownCloud はオンラインストレージサービスです。 オープンソース・ソフトウェアで、無料で容量無制限のオンラインストレージサービスを自宅等に構築することができます。
OwnCloudの設置
セットアップ方法
ターミナルソフトでログインし
sudo su apt-get install bzip2 cd /media/Data/www wget https://download.owncloud.org/community/owncloud-latest.tar.bz2 tar xvf owncloud-latest.tar.bz2 chown -R root:root owncloud
データベースを作成
mysql -u root -p
owncloudと言う名称のデータベースでユーザーID:owncloud パスワード:owncloudで作成
> grant all privileges on owncloud.* to owncloud@localhost identified by 'owncloud'; > create database owncloud; > exit
Apacheへの設定
nano /etc/apache2/conf-enabled/owncloud.conf
次の内容で編集します。
# Uncomment this to add an alias. # This does not work properly with virtual hosts.. Alias /oc /media/Data/www/owncloud <Directory /media/Data/www/owncloud/> Options +FollowSymLinks AllowOverride All <IfVersion >= 2.3> Require all granted </IfVersion> <IfVersion < 2.3> order allow,deny allow from all </IfVersion> </Directory>
Apacheの再起動
apache2ctl restart
ブラウザで http://osmc/oc/ にアクセスすると何らかのメッセージが表示されていれば成功です。
各種設定
初回のみユーザー名、パスワード、データベースにアクセスする為のID:PW等を入力する。成功すれば次回から聞いて来ない。
ここまで設定して悲しいお知らせです。NTFSフォーマットのHDDはパーミッションを変更出来ない為、頓挫しました。
NTFSフォーマットでパーミッションを770に設定は出来るが今度はWebがパーミッションエラー。
OwnCloudのどのスクリプトでパーミッション770チェックしてるか読み切れていません。
ここは、素直にHDDはext4フォーマットでマウントしましょう。
今後の宿題とさせて頂きます。
- 宿題の回答
パーミッションをうまく設定すれば、動作するかも。
NTFSフォーマットのHDDをパーミッション770でマウントする
nano /etc/udisks-glue.conf
次の行を探し出し、変更する
変更前 automount_options = { 'fmask=0111','dmask=0000','uid=1000','gid=1000' } 変更後 automount_options = { 'fmask=0111','dmask=0007','uid=1000','gid=1000' }
これでパーミッションは変更出来た。
次にWebサーバでのパーミッションエラーだが、グループに追加する事により回避してみた。
gpasswd -a www-data osmc reboot
必ず、再起動して下さい。
又、MySQLのデータ保存場所をNTFSフォーマットのHDDに移動している場合も、グループに追加する必要がある。
gpasswd -a mysql osmc reboot
以上 宿題の回答とする。
何かの拍子でパーミッションの設定が元に戻っていた。アップデートした後っぽい。
アップデート後不具合が出た場合/etc/udisks-glue.confを確認してみてほしい。
後でデータフォルダを変更するには
速く動作させてみたくて、データフォルダを標準の場所/media/Data/www/owncloud/dataに設置してしまった。
このデータフォルダの場所を変更出来るかやってみた。
nano /media/Data/www/owncloud/config/config.php
次の行を見つけ出し、変更する。
変更前 'datadirectory' => '/media/Data/www/owncloud/data', 変更後 'datadirectory' => '/media/Data/owncloud',
sudo su mv /media/Data/www/owncloud/data /media/Data/owncloud reboot
これで問題なく移動出来たようだ。
クライアントの設定
iPhoneの場合
Androidの場合
WindowsPCの場合
https://owncloud.org/install/#install-clients ここにアクセスしてダウンロードする
不具合情報
長いファイル名のデータを共有するとエラーになった。ファイル名の長さは、162文字程度だった。
日本語のファイル名だったので80文字程度でした。