「Raspbian」の版間の差分

提供: Lisa Wiki
移動: 案内検索
(Raspbianセットアップ方法)
(HDMIでTVに接続しUSBでキーボード、マウスが使える場合)
行33: 行33:
 
  apt-get install xrdp
 
  apt-get install xrdp
 
===HDMIでTVに接続しUSBでキーボード、マウスが使える場合===
 
===HDMIでTVに接続しUSBでキーボード、マウスが使える場合===
:キーボードやディスプレイを接続して遊ぶ場合は
+
キーボードやディスプレイを接続して遊ぶ場合は、起動後各種設定をすればそれで完了です。
  
:黒縁が有る場合
+
'''ディスプレイに黒縁が有る場合'''<br/>
:ターミナルで
+
ターミナルで
 
  sudo su
 
  sudo su
 
  nano /boot/config.txt
 
  nano /boot/config.txt
:コメントを外し再起動する。
+
次の行を見つけ出し、コメントを外し再起動する。
 
  disable_overscan=1
 
  disable_overscan=1
 
+
'''上記コメントを外したら、画面の場外まで広がってしまった場合'''(縁がはみ出してしまう場合)
:上記コメントを外したら、画面の場外まで
+
nano /boot/config.txt
:広がってしまった場合
+
次の行を見つけ出し修正します。はみ出し量を調整できます。
:縁がはみ出してしまう場合
+
 
  overscan_left=32
 
  overscan_left=32
 
  overscan_right=32
 
  overscan_right=32
 
  overscan_top=20
 
  overscan_top=20
 
  overscan_bottom=20
 
  overscan_bottom=20
:はみ出し量を調整できます。
 
  
:更に、解像度が分かっている場合は、解像度も定義
+
更に、解像度が分かっている場合は、解像度も定義するとよい
 
  framebuffer_width=1366
 
  framebuffer_width=1366
 
  framebuffer_height=768
 
  framebuffer_height=768
:とするとよい
 
  
:日本語環境をインストール
+
'''日本語環境をインストール'''
 
  apt-get install task-japanese task-japanese-desktop
 
  apt-get install task-japanese task-japanese-desktop
  
:オープンソースのオフィス・スイート LibreOffice をRaspberryPiにインストール
+
'''オープンソースのオフィス・スイート LibreOffice をRaspberryPiにインストール'''
 
  apt-get install libreoffice libreoffice.l10n.ja
 
  apt-get install libreoffice libreoffice.l10n.ja
  
:GUIでビデオを見る場合
+
'''GUIでビデオを見る場合'''<br/>
 
  apt-get install totem
 
  apt-get install totem
 
:インストール後、ファイルのダブルクリックでメディアプレイヤーが動作する
 
:インストール後、ファイルのダブルクリックでメディアプレイヤーが動作する
  
:エディター
+
'''エディター'''
 
  apt-get install gedit
 
  apt-get install gedit
:日本語で読めないファイルが有る
 
  
:プリンターのインストール
+
'''プリンターのインストール'''
 
  apt-get install cups system-config-printer
 
  apt-get install cups system-config-printer
 
:これでメニューから 設定 → 印刷 が選べます
 
:これでメニューから 設定 → 印刷 が選べます

2015年5月27日 (水) 18:06時点における版

Raspbianとは

Raspberry Pi ではプロセッサのアーキテクチャが古い関係からOSには armel版(≒互換版)のDebian Squeeze などが使われてきましたが、せっかく載せている浮動小数点ハードウェアが眠っている状態でした。Raspbianではこのハードウェア浮動小数点演算を有効にすることで、Web ブラウズを始め全般に速度が向上します。
現在は、Pi2Bが出荷されており、もはやプロセッサのアーキテクチャが古いとは言えない。

Raspbianセットアップ方法

まずDisk imageファイルをダウンロードしてきます。
https://www.raspberrypi.org/downloads/
Raspbian Download ZIPをクリックしダウンロードします。
解凍しWin32 Disk ImagerでSDに書き込みます。
Raspberry PiにSDをセットしHDMIケーブルでTVと接続し起動します。USBキーボード、マウスも必要です。
この時にLANケーブルも接続しておく事。
低予算で収めたい場合、LANケーブルのみでも十分遊べます。但し、IPアドレスを調べるすべが必要です。

接続方法

ターミナルで接続する場合

テラターム等でホスト名「IPアドレス」で接続出来ます。IPアドレスは何とかして見つけて下さい。
TCPポート:22
SSH SSHバージョンSSH2
ユーザー名:pi
パスワード:raspberry
最初にSDカードの全領域を使える様に設定します
sudo su
raspi-config
でメニューが出ます
1 Expand Filesystem を選択します
再起動後SDカードの全メモリーが使える状態になります


Windowsマシンからリモートで接続する場合,sambaを入れておくと
マシン名で接続出来ます
テラターム等でホスト名「raspberrypi」で接続出来ます


Windowsのリモートデスクトップでアクセス出きるようにする
apt-get install xrdp

HDMIでTVに接続しUSBでキーボード、マウスが使える場合

キーボードやディスプレイを接続して遊ぶ場合は、起動後各種設定をすればそれで完了です。

ディスプレイに黒縁が有る場合
ターミナルで

sudo su
nano /boot/config.txt

次の行を見つけ出し、コメントを外し再起動する。

disable_overscan=1

上記コメントを外したら、画面の場外まで広がってしまった場合(縁がはみ出してしまう場合)

nano /boot/config.txt

次の行を見つけ出し修正します。はみ出し量を調整できます。

overscan_left=32
overscan_right=32
overscan_top=20
overscan_bottom=20

更に、解像度が分かっている場合は、解像度も定義するとよい

framebuffer_width=1366
framebuffer_height=768

日本語環境をインストール

apt-get install task-japanese task-japanese-desktop

オープンソースのオフィス・スイート LibreOffice をRaspberryPiにインストール

apt-get install libreoffice libreoffice.l10n.ja

GUIでビデオを見る場合

apt-get install totem
インストール後、ファイルのダブルクリックでメディアプレイヤーが動作する

エディター

apt-get install gedit

プリンターのインストール

apt-get install cups system-config-printer
これでメニューから 設定 → 印刷 が選べます